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逆止弁の動作原理、分類、取付上の注意点

逆止弁の仕組み

逆止め弁 パイプラインシステムに使用され、媒体の逆流防止、ポンプや駆動モーターの逆回転防止、容器内の媒体の排出を主な機能としています。

チェックバルブ 圧力が主システムの圧力を超える可能性がある補助システムに供給するラインにも使用できます。逆止弁は、材質に応じてさまざまな媒体のパイプラインに適用できます。

逆止弁はパイプラインに取り付けられ、パイプライン全体の流体コンポーネントの 1 つになります。バルブディスクの開閉プロセスは、バルブディスクが配置されているシステムの過渡的な流れ状態の影響を受けます。同様に、弁体の閉鎖特性は流体の流動状態に影響を与えます。

 

逆止弁の分類

1. スイングチェックバルブ

スイング逆止弁のディスクは円板状であり、弁座流路の軸を中心に回転する。バルブ内の流路が流線型になっているため、リフトチェックバルブに比べて流動抵抗が小さくなります。低流量や流量の変化が少ない場合に適しています。ただし、脈動流には不向きであり、シール性も昇降式に劣ります。

スイング逆止弁は片葉形、両葉形、多葉形の3種類に分かれます。バルブ径により主にこの3つの形式に分けられます。

2. リフトチェックバルブ

弁体が弁体の垂直中心線に沿って摺動する逆止弁です。リフト逆止弁は水平配管にしか設置できず、高圧小径逆止弁の弁体にはボールが使用できます。リフト逆止弁は玉形弁と弁体形状が同じ(玉形弁と共用可能)ため、流体抵抗係数が大きくなります。構造は玉形弁と同様であり、弁本体および弁体は玉形弁と同じです。

3. バタフライチェックバルブ

シート内のピンを中心にディスクが回転する逆止弁です。ディスク逆止弁は構造が簡単で水平配管にしか設置できず、シール性が劣ります。

4. パイプライン逆止弁

ディスクがバルブ本体の中心線に沿ってスライドするバルブ。パイプラインチェックバルブは新しいバルブです。小型軽量で加工技術も優れています。逆止弁の開発方向の一つです。ただし、流体抵抗係数はスイング逆止弁に比べて若干大きくなります。

5. 圧縮逆止弁

この種のバルブはボイラー給水および蒸気遮断弁として使用され、リフト逆止弁と玉形弁またはアングル弁の統合機能を備えています。

また、フート弁、スプリング式、Y型等、ポンプ出口の取り付けに適さない逆止弁もあります。

 


投稿時間: 2022 年 7 月 6 日